VC10はnative C++もマルチターゲット
一つ前のエントリにも少し載せたのですが、VC10(Visual Studio2010のVC)はC++開発でマルチターゲットがサポートされるようです。
(.NetのマルチターゲットはVisual Studio2008からサポートされています)
このマルチターゲットの詳細について、ググってもいまいち情報が見つからないのですが、とりあえず↓によると、
http://connect.microsoft.com/VisualStudio/feedback/ViewFeedback.aspx?FeedbackID=311387
- プロジェクトの設定で「プラットフォームツールセット(Platform Toolsets)」を選択できる。ここでいうツールセットとはコンパイラやリンカやヘッダ(MFC/ATL,,)等のセットのこと。
- VC10ではデフォルトでVC10とVC9の2つのプラットフォームツールセットが使える。つまり、VC10のIDEを使いながら、VC9のヘッダ,lib,コンパイラ、リンカを使ってビルドすることが可能。ただし、その場合はVC9がインストールされている必要がある。
- 他のツールセットをサポートするような拡張も可能。(SDKみたいなのが用意される?PDCの説明ではXboxがどうのこうのと言っていたが、その辺もこの拡張?)
VC8のツールセットまでサポートされると、いつも同じIDEが使えて非常に便利な気がするんだけどなぁ。
一応現状のVC9でも似たようなことができるとのことですが、お手軽感はないです。