トラブルシュータの快感
Life is beautiful: 優秀なナースがいるとシステムがなかなか改善されないという話 より、
調査によると、ほとんどのナースは一日の30分から1時間をそんな「障害を乗り越えるための工夫」に費やしており、そのために残業をしたりすることは日常茶飯事。彼らは、口をそろえたように、「大きな問題があったけど何とか患者さんには迷惑をかけずに解決することができた」日にもっとも充実感を覚えると言う。
この充実感はなんとも言えない快感。禁止するのは無理だろうな。しょうがないよな。24のジャック・バウアーは典型例。
こういう人にとっては、
システム構築=餌場(トラブル)の喪失
に直結してしまう。というか自分がそうなりがち(優秀でもないが)。
単なるわがままなんだろうけど、平凡な日常だと充実感がない。
「組織の生産性向上から見ると自分が弊害になっている」ことに気づいているが、一方で「この充実感からどうにも逃れられない人間」はどうすれば良いのか?
- 組織の効率化に貢献し、その後自分はもっとトラブルがあるところに職を移す。移った先で繰り返しというのもあるが、次々と移っていけば良い?。
- 仕事にそれを求めるのをやめる。いやでも仕事という真剣勝負だからこそ充実感があるわけで。。
- 小さな組織で働く。全体最適よりも、個人能力が重要となるところ。
1か、3か。